六豚のしゃぶしゃぶ

だいたいゲームのはなし

【ウマ娘】初心者が快適に遊ぶために必要な事・覚えておきたい事

5月にウマ娘に興味が沸いてリセマラして始めた自分が、現時点でほぼ無課金でもCLASS6まで昇級して遊んでる状況なのに対して、割とリリースから始めてても『なかなかURAが越せない』『どういう風にやればクリアできるのかわからない』という声を聞くので、どういうところに気をつけるといいかというのをまとめてみようと思う。

対象としては『特に対人(チームレース競技場)とかでは勝てなくてもいいけど、URAシナリオで一通り最後までイベントを完走はさせたい』人向けの読み物です。

 

 

 

 

■その1:リセマラ

最低でも目指したい水準

既にリセマラを終わらせてしまっている人はもう取り返しがつかないのでアレなんですが、このゲームサポートカードの質が何よりもモノをいうゲームなのでしっかりやった方がいいです。終わらせちゃった人も今後のガチャの配分を見直すきっかけになると思います。ぶっちゃけ育成ウマ娘の種類や★の数はあとでもどうにでもなるので、サポートカードを優先的に揃えるのが大事。

目指す形としては、

  1. 汎用的に使えるスピード・スタミナ・パワーのSSR・SRを2凸以上
  2. 友人カードSSR・SRの2凸以上

がほぼ必須条件。かつ、そこに特定の環境で使えるSSRが1~数枚あればベター。

 今の環境であれば、

このあたりを揃えておくとほぼどの育成でも評価が良く、中堅クラス以上のプレイヤーでも採用率が高いのでかなり汎用的に使えます。これらをSSRは無理しない程度に、SRは無課金でも2凸以上は行く(やっていくと石がもらえてガチャ結構引けるので、その分で完凸も可)とどのような育成難易度のウマ娘も比較的安定してURAシナリオをクリアできるはず。最悪1枚この中から欠けていても完凸の人を探してフォローすればフレンド枠で組み込めるので、ある程度揃えば妥協しても良いです。

 

なぜ凸数が重要なのか

このゲームはSSRの種類や多さではなく、Lvが占める割合の方が結構大きく育成の容易さに関わってくるのでその最大Lvを上げるために凸数が高い方が有利です。

というのも、各サポートカードにはおおまかに

  • サポートカードとして設定した際の各種ボーナス
  • 習得可能になる可能性のある所持スキル
  • イベントによって得られる可能性があるコンディション・スキル・ステータス

の3つが設定されていて、そのうちの『サポートカードとして設定した際の各種ボーナス』が一番影響が大きいからです。ざっくり言うと、ここがLv高くて沢山の種類や高い倍率が発動すると短期間で大きくステータスを伸ばしやすくなる=クリアにぐっと近づける、ということです。内容についてはおいおい理解してくるとは思うのですが、とにかくこの補正があればあるほど非常に楽なので、量より質というのはお分かりいただけると思います。

ただしSSRだけはちょっと考え方が特殊で、場合によっては無凸でもあるだけ良いというパターンがあります。それは汎用性の高いレアスキル(所謂金スキル)を所持している場合です。これは凸状況関係なくイベントさえ最後まで発生してしまえば取得できるので、キタサンブラック(弧線のプロフェッサー)やスーパークリーク(円弧のマエストロ)は無凸でも自前で用意できるなら組み込んでフレンド枠を別の完凸SSRに充てる事も可能です。

 

■その2:育成の準備

育てたいウマ娘の難易度を確認する

攻略サイトなどを見ると、ウマ娘毎に『育成難易度』が書かれていることが多いと思うのですが、実際育てやすい(クリアしやすい)娘と育てにくい(クリアしにくい)娘というのはあります。

 その中で難しいとされている条件が

  1. 目標レース(クリアするべき条件)で中距離~長距離が多い
  2. そのキャラ固有のイベントによってやる気が下がりやすい、悪コンディションがつきやすい
  3. 目標レースが因子等を考慮しないデフォの場合適正B以下で挑む必要がある

の3種類に分けられます。 

1の『目標レース(クリアするべき条件)で中距離~長距離が多い』については、単純に走る距離が長いと要求ステータスの種類が増えるので複数のステータスを要求値まであげる必要があり、バランス配分を考える必要があるためです。この数値を満たすことが出来ない場合はどんなにコンティニューしようが結果は変わりません。

基本的に育てる時はスピードと、それに付随して上がってくるパワーがあれば大体勝てるのですが、距離が伸びるにつれて完走しきる為のスタミナと、効率よく走る為の賢さが多少必要になってきます。なので、それらをカバーできる種類を揃えるか、大きく伸ばしたいスピードとパワーを因子継承やサポートカードの枚数で補い、イベントの選択肢で他の足りない分を少し補うという考えが必要になってくるのでちょっと難しくなります。

この1に当てはまるウマ娘マヤノトップガンライスシャワーゴールドシップあたりです。この娘たちは目標の勝たないといけないレースに『天皇賞(春)』、『有馬記念』といった長距離レースの上位入賞または1着が条件となっている事が多く、必然的に長距離を走れるステータスが要求されます。

 

2の『キャラ固有のイベントでやる気が下がりやすい、悪コンディションが付きやすい』については数は少ないものの、結構普通にめんどくさいです。

やる気が下がるとレースでのステータス補正に主に関わってくるため、要求ステータスを満たしていても不調などで出走すると大体ボロ負けします。それを取り戻すために最低でも1ターンはステータスを上げられず、お出かけ等のやる気のカバーに充てる事になるため、最初は良くても後が苦しい状況になりがちなので難易度が上がるという事です。個人的にはスーパークリークあたりが該当すると思います。スーパークリークはイベントで強制悪コンディションが一番重要な2年目についてしまうので若干の対策が必要になります(一応その後のイベントで良コンディションに変更されるのであとは楽なんですけどね……)。一応どのウマ娘運ゲーでバッドコンディションが付く事はあるので、根気よく何回もやっていけばクリアはできるはず。 

 

3の『目標レースが因子等を考慮しないデフォの場合適正B以下で挑む必要がある』については、いわゆる負けイベント(出走だけして別に何着でもいい)は無視できるのですが、極稀に『適正じゃないのに5着以内に入る必要がある』といった事もあるので余裕を持って勝つには因子継承による対策が必要になる事があります。一応デフォルトでも適正がBあればギリギリ勝てるようにはなっているので、しっかりステータスさえ上げておけば無視はできます。この3に当てはまるのがライスシャワーキングヘイロー、また条件によってはアグネスタキオンマチカネフクキタルが該当すると思います。

 

効率の良いサポートカードの編成を考える

上記の条件を考慮した上で、まず考えるべきはサポートカードの編成です。

基本的には大雑把に枠だけ考えると、フレンド枠含めて6枚のうち『スピード3枚・スタミナ1枚・パワー1枚・友人1枚』の構成が一番安定します。

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例えば長距離を走る必要があるマヤノトップガンですが、スピードを3枚、スタミナとパワーも欲しいので1枚ずつ採用して、かつやる気・体力コントロールと『コンセントレーション』の取得のために友人のたづなを採用しています。スタミナのスーパークリークは無凸ですが、万が一スタミナが足りないと感じた時に回復金スキルの『円弧のマエストロ』を取得しスタミナを補うのに必要なので採用しています。チームレースでガチで3000m以上走るならたづなを外して別のスタミナを採用するのですが、正直URAを最後まで完走するだけならこれが一番安定すると思います。

また、これより走行距離の短い短距離やマイルに関してはスタミナ1枚をスピードに差し替えるなどして早い段階でスピードとパワーが上がる特化型にした方が勝ちやすいです。さらに短距離の場合は出走可能なGIレースが少ないので、『ファン数ボーナス』を持った完凸SRを組み込んでファン数を大きく稼ぎ、数少ないレース数でもある程度稼げるようにすると育てやすくなります(理由は後述)。

 

■その3:育成の立ち回り

大まかな3年間の立ち回り

基本的には

  • 1年目は絆ゲージ(サポートのキャラの下のゲージ)を効率よく上げる
  • 2年目は必要なステータスをガンガン伸ばしていく
  • 3年目は2年目で伸ばせていない部分のステータス調整

という形で問題ないと思われます。

お休みのペースはスピードなどの失敗率が9~11%を超えるようなら実施でちょうどよいと思いますが、1年目は友情トレーニングも無いので賢さ失敗率0%で人がいるようなら賢さで体力を回復してごまかしつつ絆ゲージ上げにいそしんでも良いと思います。2年目以降からは賢さを入れすぎると欲しいところで肝心の友情トレーニングが踏めないことがあるので、しっかり休みましょう。

 

1年目はできるだけサポートの人数が3人以上いるところならばトレーニングの種類に関係なく優先的に行っていきます。ただし賢さにあまりにも偏りすぎる場合は体力が回復しすぎて上限から溢れてもったいないことになるので、スピードなど上げたいステータスに多少割り振っても構いません。これはどの攻略サイトでも共通で書かれている事が多いです。また友人枠のたづな・桐生院を入れている場合は絆ゲージを優先的に緑まで上げておくと早い段階でお出かけできるようになり、通常のウマ娘とのお出かけよりも効果が高いのでやっておくと良いです。これは1年目の12月後半の『ホープフルステークス』辺りまでに7割くらい完了出来てれば問題ないと思われます。

2年目からは目標レースや合宿もある為、欲しいステータス(特にスピード、パワー、中距離以上ならスタミナも多少)を回収できるように立ち回ります。1年目で上手くいっていれば夏合宿までにはぼちぼち友情トレーニングが発動してかなりステータスアップしやすくなりますが、無凸を採用しすぎると絆ゲージが0からのスタートで間に合わない事があるかもしれません。その場合も3年目の夏合宿もあるのでできるだけゲージはオレンジ以上には出来るようにしておきましょう。特に効果的なトレーニングが無い場合で体力が余った場合は理事長がいるところのトレーニングを実施して絆ゲージをぼちぼち上げ始めてもOK。3年目の4月前半で固有スキルのレベルが上がる条件の一つになるので、できれば2年目の終わりまでに緑には上げておきたいところ。上記の状況以外でどうしてもトレーニングが微妙という場合、GIレースがあれば出走してファン数に余裕を持たせると固有スキルのレベルを上げやすくなります。

3年目となるともう欲しいステータスはあらかたしっかり確保できていると思うので、スピードをA~S辺りまで伸ばしつつ、中・長距離レースが控えているならスタミナもCくらいまでぼちぼち調整をかけます。パワーはスピードトレーニングで一緒にジワジワあがるので、極端にDとかでなければそこまで意識しなくてもOK。

 

イベント選択肢はしっかりと確認して活用していく

イベント選択肢の効果は主に

  • 体力・やる気の増減
  • ステータスの増減
  • スキルのヒントの取得
  • コンディションの取得

の4つです。

イベント自体はトレーニングやレース実施の前に発生するので、『体力が減っていたら体力回復の選択肢を選ぶ』『2年目以降でステータスを選ぶ場合、足りてない部分を補うようにする』というのを意識すれば良いと思います。

ステータスについてはイベントの場合は固定数値ないしはランダムでプラマイ5くらいの差がありますが、正直友情トレーニング1回でそれの2倍以上の効果が出るので、スピードがSとかの時にスピードが上がる選択肢を選んでも、最終局面で1200の頭打ちに到達して最終的にあふれて無かった事になった分がもったいない事になります。逆にあまりサポートカードを入れずさほどトレーニングを実施しない賢さや根性は選択肢の効果で+20など補っていくとちまちまトレーニングで+15とか増やすよりも有用です。その分を他のトレーニングに割り当てましょう。

選択肢でスキルのヒントが得られる場合はどうしても欲しいものだけを厳選して取得します。無駄に使いもしないものを拾いまくっていると結局習得もしないのにあるだけになってしまい、その分もう片方の選択肢で拾うはずだったステータス等が無駄になるからです。

良コンディションについてはだいたいつくかどうかランダムだったり、サポートで決め打ちで貰えるなどコントロールが難しいところなので、それ目的でサポートを入れている(SSRニシノフラワーの愛嬌○、SSRファインモーションの練習上手○)とかでなければもらえたらラッキー程度で大丈夫です。

 

レースは最低限に、かつ効率よく

レースへの出走は特に目的がなければ、1年目12月後半のホープフルステークス(マイル適性で中距離の適正が無ければ12月前半の阪神ジュベナイルフィリーズ朝日杯フューチュリティステークス)と2年目の秋以降でファン数が7万届かないようならばGIレースに1~2回出走する程度で良く、それ以外は目標レース以外出走しなくて問題ありません。レースに出走する分トレーニングができないので、できるだけ控えます。

ここで生きてくるのがサポートカードの『ファン数ボーナス』で、これの倍率が高いと1回のレースで獲得できるファン数が一気に爆上がりするのでその分出走回数を抑えてステータス上げに注力でき、ファン数ボーナスを持ったサポートカードの完凸SRなどを用意できると簡単に固有スキルLvを上げやすくなります。

固有スキルLvの上昇条件は3年目の2月前半バレンタイン、4月前半のファン感謝祭、12月前半のクリスマスで規定のファン人数を達成している事(+4月は理事長の絆ゲージ緑以上も含む)なので、ここを満たせる分あれば問題ありません。

 

失敗してもとりあえず走り切る

これは状況次第なのですが、少なくとも2年目の下半期以降でスピード・パワー(・スタミナ)がB+以上になっている場合にステータスやコンディションがボロボロでも「あきらめる」で育成をやめずにとりあえず走り切るといいと思います。

というのも、最後に因子が決定される際、B+以上であれば青★3因子が付く可能性が発生するので、頑張れば自前で青★9因子を作成できるチャンスだからです。諦めたらそれもつかないのでいけるところまで完走しましょう。1年目でこけたら流石に諦めてもいいと思います。レンタルで強い因子を借りれるのは片側だけなので、自前で強い因子を用意できることにこしたことはないですし、次の育成がもっと楽になる可能性がでてきます。

 

 

あと何書けばいいかわかんないけど大体こんな感じでB~B+でURA完走できるはずなので、こんな感じでやっていくといいと思います まる